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【イタリア街紹介】見渡す限りのとんがり屋根!世界遺産アルベロベッロ(Alberobello)のトゥルッリ
イタリアのアルベロベッロという世界遺産の街に行ってきたので紹介します。
アルベロベッロって?
アルベロベッロはイタリア南部のプーリア州にある小さな街です。「トゥルッリ」と呼ばれる白壁に円錐型に石が積み上げられた屋根を持つ家屋が16世紀から17世紀ごろに作られ、現在も家屋や店舗として使用されており、「アルベロベッロのトゥルッリ」として1996年に世界遺産に登録されています。
2004年には日本の白川村と姉妹都市提携しており、思いのほか日本フレンドリーな街でした。10回以上日本を訪れたことのあるというお土産屋さんのおばあさんがいて、日本人のみ10%割引してくれたりしました。
行き方
アルベロベッロへは空港のあるバーリから行く方法が一般的です。
バーリ空港からバーリ中央駅(Bari Centrale)へ
まず、バーリの空港からバーリ中央駅に向かいます。空港から中央駅までは電車が出ており、空港の案内に従って電車のホームへ行くと切符売り場があり中央駅行のチケットを購入できます。
切符売り場には自動券売機と有人のカウンターがありますが、どちらで買っても大丈夫です。2022年7月現在片道5.1€でした。
空港からは20分ほどでバーリ中央駅に行くことができます。
バーリ中央駅(Bari Centrale)からアルベロベッロまで
2022年7月現在の情報ですが、少しわかりにくかったです。まず、アルベロベッロには通常電車で行けるらしいのですが今は直通の電車がないようでバスで行きました。
バス停の場所がわかりにくく、下記の地図の赤丸当たりの場所にアルベロベッロ行きのバスが停まります。
バス停には駅員さんらしき人が何名かいるので、行先を確認して乗ると良いと思います。ほかの観光客らしき人も多くいました。
バスに乗って、だいたい2時間くらいでアルベロベッロに到着します。
アルベロベッロ観光
アルベロベッロは、次の2つの地域が世界遺産に登録されています。
- モンティ地区
- アイア・ピッコラ地区
モンティ地区
このエリアはお土産屋さんやレストランが立ち並ぶにぎやかなエリアです。
アルベロベッロの中心にあるLargo Martellotta通りから坂道になっており、トゥルッリを店舗として利用したお土産屋さんやレストラン、カフェなどが所狭しと並んでいます。
代表的なお土産は、ミニチュアのトゥルッリ(本物の石を使って作っているところと量産型のお店があるので注意。重さが全然違います。)、リネン製品(タオル、エプロン、バック、鍋つかみなど)、オリーブオイルなどです。
夜はライトアップもされ、夜景もきれいです。まさに、アルベロベッロの中心部といった感じです。
坂道を登りきると、有名な撮影スポットがあります。
この中にようこそと書かれたお土産屋さんがあるのですが、先述した10回以上日本に訪れた事のあるというおばあさんがいるお店です。
アイア・ピッコラ地区
この地区は閑静なトゥルッリの住宅地です。
今でも住宅として利用されている、自然な感じのトゥルッリを見ることができます。
人もモンティ地区に比べると少ないので、ゆっくりトゥルッリを見たり写真を撮ったりするのにおすすめです。
アルベロベッロのレストラン、カフェ情報
①La Cantina
プーリア州の家庭料理が食べられます。店員さんも優しく味も雰囲気もとてもよかったのでお勧めです。
前菜の盛り合わせというメニューがおすすめで、プーリア料理を一通り食べることができます。
オレキエッテというパスタもおすすめです。シンプルにトマトソースやオリーブオイルを絡めたパスタが絶品です。
②Martinucci Laboratory
南イタリアに展開するカフェです。黄緑色でMと書かれたロゴが目印で、モンティ地区にあります。
ここののジェラートやフィナンシェのような焼き菓子がおいしいです。フィナンシェにはカスタードクリームが入っていました。
Home EN – Martinucci Laboratory
まとめ
- アルベロベッロは南イタリアの世界遺産の街
- トゥルッリという白壁に円錐型の屋根の建物が有名で、現在も店舗や住居として利用されている。
- モンティ地区とアイア・ピッコラ地区が世界遺産に登録されている。
- 2004年に日本の白川郷のある白川村と姉妹都市提携され、日本人フレンドリー
- バーリ中央駅からバスで行ける。
アルベロベッロの次はマテーラに行ってきました。こちらもどうぞ。
【イタリア街紹介】絶景の洞窟住居!世界遺産の街、マテーラ(Matera) | 海外生活情報ブログ (jotsu.blog)
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