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【速報!】ドイツでイースター休暇中のロックダウン強化を撤回!!
3月23日(火)ドイツのメルケル首相はイースター休暇中のロックダウン強化を州政府と合意したと発表しましたが、24日(水)イースター期間中のロックダウンは撤回されました。
※情報が錯綜しております。ドイツ時間24日(水)20時頃の情報です。
メルケル独首相が謝罪、復活祭前後のロックダウン計画は「誤り」 – Bloomberg
ただ、ロックダウンの再延長は続投のようです。(撤回されたのはイースター期間中のロックダウン強化)
期間は以下の通りです。
ロックダウン期間延長・・・4月18日(日)まで
以下は撤回された内容です。
イースター期間中のロックダウン強化現時点のロックダウンをさらに強化し、全ての店舗の営業を停止する。全国民に自宅待機を促す。4月3日(土)のみ、食料品店の営業を許可する。公共の場での集まりを禁止教会での礼拝等はオンラインで実施
参考記事
German lockdown measures ‘extended until April 18th’ – The Local
ロックダウン延長を決めた要因
まず、ドイツ国内で変異種による感染者数が増え、いわゆる感染第3波が来ているためです。
どれくらいやばいかというと、、、1日1万規模で新規感染が確認されてます。
また、ワクチン接種が遅れていることも要因の1つです。メルケル首相は9月までに全国民にワクチン接種してもらうことが目標と言っていますが、なかなか思うように進まないようです。
ドイツ国内のリアクション
私の周りではイースター休暇にはロックダウンが緩くなるのではという予想が多かったように思います。このため、今回の延長はドイツの人にとってもそれなりにショッキングだったようです。
→24日追記・・やはり暴動が起き、メルケルさんがロックダウン強化を撤回しました。
一方で、ロックダウンは何回も延長されているので、また延長されるのではないかということも覚悟していたように思います。
飲食店やその他のRetail shopへの影響はもちろんなのですが、私が以前いたシンガポールよりも国が疲弊しているように感じます。というのも、ドイツは飲食店は一切営業してないですが、国による保証が手厚いため何とか生き延びている状況です。これが、何度も延長されているため、国の財政は相当厳しくなっていて、コロナ後に本当の不況がやってくるのが目に見えてます。
また、保障や対策の割に感染者数が一向に減ってないので、先が見えないような悲壮感が漂っています。
思うに、歴史的背景もあり、ドイツは地方分権が進んでいる、というかそれが当たり前のような政治体制なのですが、地方の州政府の力が強すぎて、こうした危機管理時の統率は取りにくいのではないかと思います。一党独裁のシンガポールに住んでいたので、この点は強く感じます。
長年EUを引っ張ってきたドイツですが、ここに来て大きな試練に直面しているように思います。先行き不安だ。。
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【ドイツ街紹介】デュッセルドルフの街紹介とドイツのロックダウン中の様子(写真多め) | 海外生活情報ブログ (jotsu.blog)
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